『ガラピコぷ~』山中隆次郎、“塩漬け回”の放送に「なんとか日の目を見ることが出来てよかった」

 NHK Eテレで放送中の子供向け教育・音楽番組『おかあさんといっしょ』内の人形劇『ガラピコぷ~』の脚本を手がける脚本家の山中隆次郎が10月20日、自身のTwitterを更新。『ガラピコぷ~』の“塩漬け回”が放送された喜びを語り、反響を呼んでいる。

 山中は、この日の放送内容について触れる形で、「今日はガラピコが頭伸ばす回だったんですね。これ3年前に話を作ったものの、様々な制約(身長のこと等)から塩漬けになってた回なのです。ロボットだからこそできる意義のある話なので、なんとか日の目を見ることが出来てよかったな、と。」と、実は3年前に作ったまま、放送に至らなかったストーリーであったことを、放送が実現した喜びに添える形で紹介。そうした上で、山中は、「いまでは見なれたガラピコのドラム回も、実は説得に結構な時間がかかってるんですよね…。チョロミーが鳥になる話は5年…。スペースファイターの話は、打ち合わせでトキシック・マスキュリニティについて30分くらい滔々と話して、やっと実現したっけ…。いろいろ思い出すなぁ」と、ガラピコがドラムを叩く回や、ガラピコとのささいな喧嘩が元でチョロミーが鳥になる話、さらにはムームーがガラピコを誘う形で、男の子の間で大人気だというスペースファイターごっこをする話など、ファンにはおなじみの人気回も、構想・立案から、実際に劇として制作され、放送されるまでにはかなりの時間がかかっていたことに触れつつコメントした。

 こうした山中の投稿に、ファンからは多くの「いいね」が寄せられるなど、大きな反響が巻き起こっている。